うつ病の症状はとらえていても、うつ病の原因を細かく追及してはいけません
うつ病の症状はとらえていても、うつ病の原因を細かく追及してはいけません。
すでに、うつ病の当事者は自分の苦しさの原因をあれこれと考え尽くしています。周囲の人も原因があるからその結果(死にたい気持ち)があると考えがちです。
すると、たとえばそれが子どもの頃のいじめの思い出が原因であると考えたり、自分の性格が原因であると考えたり、両親の育て方が原因であると考えたりします。
自分の苦しさを何かの原因にして理解しようとするのは、自然なことであり、リハビリ期の最後のほうであれば、意味のあることでもあります。
ところが落ち込み期の今それをやってしまうと、その原因が変えられないものである場合、今の状態から脱出しようという意欲が低下してしまいます。